[JP]10月15日ポリカルチャー例会のお知らせ

10月の例会はハーマンミラーマーケティングディレクターの佐々木さまから同社が積極的に取り組んでおられる環境運動 「Cradle to Cradle (C2C) 〜ゆりかごからゆりかごへ〜」についてお話を伺います。

Cradle to Cradle (C2C) 〜ゆりかごからゆりかごへ〜。C2Cは、使い終わったものを「廃棄」するのではなく、新たな原材料として、適切な製品に生まれ変わらせるという、モノづくりの設計、製造、プロセスに関する理念。ライフサイクル分野の世界的権威、M. ブラウンガート教授と著名なデザイナーであり、グリーン建築家でもあるW. マクダナー氏が提唱、設立したMBDC社がこの理念に沿った製品やサービスなどのレベル認定を行っています。

アメリカ、ミシガン州に本社をもつ家具製造メーカーのハーマンミラー社は、1953年に創業者であるD.J.デプリーが「ハーマンミラーは"環境の良きスチュワード(管理人)"を目指して絶えざる努力を続ける」と宣言して以来、環境に対する責任ある取り組みは最重要方針のひとつであり続けています。2001年オフィス業界ではじめてCradle to Cradle (C2C)のデザイン指針にのっとってミラチェアを開発しました。2004年には、ハーマンミラーは「パーフェクト・ヴィジョン・プログラム」を制定、2020年を期限に定め、製品開発、エネルギー、建築物など環境面における意欲的かつ厳格な自主目標を達成すべく取り組みを実施しています。その包括的なパーフェクトビジョンプログラムのご紹介とその中でも特に製品開発におけるC2Cに基づいたものづくりについてお話をします。

ハーマンミラー社(www.hermanmiller.co.jp)は、1923年、米国ミシガン州ジーランドに設立。1900年代初頭、装飾的なスタイルの家具が一般的であった時代に、機能性と美しさ、さらに普遍性の高いデザインを兼ね備えた新しいコンセプトの家具を発売し一石を投じ、以来、ジョージ・ネルソンやチャールズ&レイ・イームズイサム・ノグチなど、優れたデザイナーたちとパートナーシップを築き、数々の名作と呼ばれる家具を世に送り出し、モダンデザインの家具メーカーとして世界的にその名を知られるようになる。近年、ビル・スタンフ、アイシェ・バーセルなどもデザインに参加。その製品は、ニューヨーク近代美術館スミソニアン博物館などの主要美術館・博物館に永久収蔵品として選定されています。2010年、22回目の米フォーチュン誌「最も賞賛される企業」にランクされ、そのビジネスプラクティスは、高い評価を得ています。

ゲスト略歴: 佐々木陽子
ハーマンミラージャパン株式会社
マーケティング部 ディレクター
上智大学卒業後、清水建設株式会社、
フランス系ブランドコンサルティング会社を経て
2004年からハーマンミラージャパン株式会社勤務

★日時:10月15日(金) 19:30集合 20:00開始
★場所:レストラン「レ・シュー」
    港区麻布十番2−8−12−1F 03-3452-5511 begin_of_the_skype_highlighting              03-3452-5511      end_of_the_skype_highlighting
    地図: http://hwm8.gyao.ne.jp/leschoux/map.htm
    南北線都営大江戸線麻布十番駅」4番出口徒歩5分、大丸ピーコック斜め前
★言 語:日本語
★参加費:7000円(学生5000円)
★参加申し込み:下記ホームページからお願いします。
http://www.bigcosmic.com/board/s/board.cgi?id=yasube
パスワード:cradle
★注意: 10月8日以降のキャンセル、通知なしの欠席は、7000円徴収となりますのでご注意を。
★9月幹事:水野秀昭、杉江真理子